古いTV番組を観て

Posted by tomoshiggy2 on 11.2015 DVD・本・音楽 0 comments 0 trackback
「おどろきももの木20世紀」という、1995年の古いTV番組を、YOUTUBE で見たんです. この番組では、作家太宰治の生涯を、太宰の愛人で心中自殺をした女性、山崎富永の日記を元に、彼女の視点から、二人の出会いから死に至るまでを描いていました.

太宰治が、愛人と自殺したのは有名ですが、富永がどういう人だったかは、この番組を観るまで知りませんでした. 太宰は、過去2回自殺未遂をしているんですね、その2回とも、女性と一緒です(一人は最初の妻、もう一人は一夜限りの関係の女性) テレビで見るかぎり、太宰は、夫・父親としては全くダメな人だったようで、妻の眼からは、「家事育児には全く関知せず、一日中小説だけを書いている男が家にいる」という人だったようです.


さて、

この富永という、当時27歳の女性とは、最初の出会いから、お互いに運命的なものを感じ、二人はすぐに恋に落ちてしまいます. 太宰は、当時既婚者で、2番目の妻との間に、二人の子供もいたのですが、二人は知り合ってから、2ヶ月ほどで、同棲を始めます.  


さらに、太宰は、富永と出会う前に、「斜陽」のモデルになった女性と関係がありまして、これも不倫なんですけどね、富永はそのことを全く知らなかったようです. その斜陽の女性が妊娠し、生まれた子供を、富永の目の前で、太宰が認知するという、大変ショッキングなこともありました. この自由奔放な、感情のむくままな女性関係には節操がありません. 

その子供は、後に「斜陽の子」として、父親と同じく作家になってますよね、確か、太宰の本妻の娘も後に小説家になったと思う.


最初の出会いから運命的なものを感じた富永の、太宰に対する思いは、執念のように凄まじく、二人が永遠に結ばれるのは、死しかないと、道連れ自殺を決意します. 死を決意したのは、もう一つ理由があります. それは、太宰が、当時は不治の病とされていた、結核に冒され、それが酷くなり、死期が近いのを覚悟していたことです. 


二人が知り合って、同棲して、入水自殺するまでの期間は、たったの一年間. その間の葛藤・苦悩は凄じいものがあったと思うけど、富永さんの日記の最後には、自分は幸せだった、と記されてます. これが愛なんでしょうかね......? 





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米国中西部の小さな町に住むアラフィフの日常. 山あり谷あり迷路のような旅の終着地はどんなところ.......

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